初詣 お宮参り 七五三 合格祈願などは東京都町田市の菅原神社へ

参拝のしおり

参拝のこころ

神社に参拝する人のこころは様々でしょう。ここでは参拝が主目的の場合を考えてみます。

赤ちゃんが生れたから無事の成長を願って、厄年と言われる年回りなのでお祓いを、受験合格を願って等々。もちろんそれは参拝の当然な動機です。では願い事が無ければ参拝する意味は無いのでしょうか。そんなことはありません。毎朝参拝される方もおられます。願い事の前に、それと同じほど大切なことがあると思います。

私達は自分の力で生きていると考えがちですが、本当はいろんな有り難い力によって生きています。

大昔の祖先から連綿と続く命の流れの中に自分が在り、今この世に生を受けていることの有り難さ。神道では、人は生を終えても、その命の流れを守る先祖という神々の仲間入りをすると考えます。わが国では昔から、先祖も神々の一員なのです。私達は先祖も含めた神々に守られ恵まれて今を生きています。

一人一人はいずれこの世から去らねばなりませんが、しかし一人一人は次世代のよりよい生を望みながら、また次世代にその心を引継ぐことで、命の流れを支えてゆける。これも有り難いことと思います。

参拝のしおり

以上のような縦軸だけでなく、横軸を見れば、私達は家族や多くの人々との関係の中ではじめて人と成り、人として生きていける。この関係の大切さ、有り難さは言うまでもありません。さらに、人との関係のはじまりをつくり出す、出会いの縁の不思議さ、有り難さに気づきます。

そのような沢山の有り難さを思い起こして、謙虚な心で神域に詣でれば、願い事だけで参拝するより以上に、きっと清々しい活力をいただけることでしょう。これこそが本質的なご利益ではないでしょうか。

参拝の作法

では鳥居をくぐりましょう。鳥居は、そこから先は神様の聖域であることを示しています。鳥居の前で立ち止まり、身を正し軽く一礼してからくぐるのが神社流です。

また参道の中心線は神様がお通りになられる道です。
参道の真ん中ではなく一般的には社殿に向かって左側を歩きます。

神様は清浄をこのまれ、不浄をきらわれます。心も体も清くして参拝するのが良いのです。そのために手水舎があります。そこで心を整え手と口を清めることで、心身を清めます。
その作法は東京都神社庁が動画をアップされていますのでご参照ください。
URL:http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/

参拝の作法

社殿に着きましたらいよいよ拝礼します。賽銭を静かに賽銭箱に入れ、鈴を軽く鳴らし、一般的には二拝二拍手一拝の作法で参拝します。神社によっては二拝四拍手一拝を作法とされている場合もありますので、神社の案内板などに注意しましょう。
やはり東京都神社庁のサイトに動画が示されています。

長時間の拝礼をされる方も見受けます。各々の、神様への気持ちを計り知ることはできませんが、先述の如く感謝に重きを置くことは、神様とのご縁を末永く保ち深めることにつながるでしょう。

参拝の作法

ご利益(りやく)について

一般的に、神様に備わる並外れた御徳を「御神徳」と申し上げます。
これに対して「ご利益」とは、神様の御神徳により私たちに授けられる幸いのことと言えます。

あの神社は厄除けにご利益がある、又ある神社は受験にご利益があるといった言い方をよくします。神様の御神徳のご性格によって、期待されるご利益が決まってくるのも当然でしょう。

ご利益(りやく)について

けれど神様の御神徳とは限定的なものなのでしょうか。地域の鎮守の性格を考えますと、神社には限定的なご利益のみがあるわけではないのです。長い間その地域の人々に祀られておられる内に、神様も地域の人々の思いや生業を深くご承知になり、人々の多様な思いに応ずる多方面の御神徳をお持ちのはずです。

特定の願いで参拝される方も多いと思いますが、ご承知の通り、神様は方程式のように、願いを請け負われて決まったご利益を授けられるわけではありません。

お祓いを受け、神様に心からの願いをお聞きいただけば、あとは落ち着いて清く真っ直ぐに生活できるというものです。もちろん願いに向かっての努力にも身が入ります。そこからは限定的なもの以上の、多方面のご利益が生まれてくるものと思います。

祭りがもたらすもの

神祭りには個人的な祈願祭もありますが、一方地域を挙げてのお祭りもあります。
全国津々浦々の神社ではそれぞれの伝統に則ってお祭りが執り行われています。
お祭りの雰囲気は独特です。人が考案するイベントにはない、神様を祭る熱気が生じます。
神様と人々が結びつき醸し出す不思議な熱気です。

[神は人の敬によりて威を増し、人は神の徳によりて運を添う]
とは、鎌倉幕府の定めた法律、貞永式目(御成敗式目)にある言葉ですが、日本の神様と人との関係を洞察した至言です。

>祭りがもたらすもの

お祭りでは、地域の人々が神様を祭ることにより神様のご威力は高まり、地域をより力強くお守りいただけるという、神様と人々との協調的な構図、良き循環が見られます。
またお祭りは、神様と人はもちろん、地域の人と人、人と地域を「むすび」つけ、人は地域の一員であることを心から確認できるのです。

更にお祭りは、人から次世代の人への心や技の継承の時又場ともなり、世代を「むすび」つけますし、毎年繰り返される祭りの恒例性、恒久性(歴史性)によって、人は難なく地域の歴史にも「むすば」れて、地域の昨日今日明日に繋がってゆけます。

お祭りの神事には様々なお供え物を奉りますが、古来その中で最も大切な物はお米です。お祭りで神様にお米を奉ると、神様は私達にとってとても大切な、様々な「むすび」を授けて下さるのです。それにより地域に、人々に、限定されない多方面の活力が生まれるでしょう。